今回のテーマは、「障がいとジェンダー」。
あいにくの雨模様でしたが、18名の方にお越し頂きました!
今回はゲストスピーカーとして安田弘子さんをお招きし、
司会・進行をダイバーシティふくしま共同代表の前川直哉が務めました。
まずは安田さんがこのテーマに関心を持たれたきっかけや、
これまで研究なさってきたことを伺い、
・「障がい」への2つのアプローチ:医学モデルと社会モデル
・障がいと「女らしさ/男らしさ」
・障がいを持つ女性のセクシュアリティ
などのテーマについて、身近な話題や安田さんが調べられた研究をもとにお話を伺いました。
また参加者の皆さんとの活発な質疑応答で会場はとても盛り上がり、話し合いを通じてこのテーマについてさらに考えを深めていくことができました。
ゲストスピーカーの安田さん、参加してくださった皆様、ありがとうございました!
ここで、参加者の皆様の感想を紹介します!
・とても素晴らしい講演でした。質問させて頂いた「障害者」の書き方についても参考になりました。ありがとうございました。
・障がいとジェンダーというテーマについて、自らの家族の体験を思い起こしながら聴きました。今までの自分や家族に向けられた目を「しかたがないらしい」と考えていたふしがありましたが、お話をうかがいながら、今まで家族に向けていた私の言動などをふり返り、ひどく恥ずかしくなりました。
・ロールモデルも多様性が必要。
また、今回から始まった「スピーカーおすすめ本」コーナーでは、安田さんが
小山内美智子『車椅子で夜明けのコーヒー:障害者の性』
境屋純子『空飛ぶトラブルメーカー:「障害」者で私生子の私(わたし)がいて』
安積遊歩『癒しのセクシー・トリップ:わたしは車イスの私が好き!』
の3冊の本を紹介して下さりました。
なお今回のダイバーシティ・ナイトには、京都から、東日本大震災・原発事故後の福島にハーブティを届けてくださる「ハーブティを届けようプロジェクト」の星野さんがお越しになり、来場者の方全員にカモミールティを下さいました。有難うございました!
(プロジェクトの詳細は、こちらをご覧ください)
次回は、12/20(火)、普段より30分遅い19:30より開催です!
場所はいつものバー、Re:Acousticで、テーマは「グローバリズムと「分断」」です!
ぜひお越しください!